ツバメは、4~7月ごろに3~7個の卵を産卵する。主にメスが抱卵し、13~17日でヒナが生まれる。巣立ちまでは20~24日、その間、親鳥はヒナに餌を運びつづける。1回目の繁殖を済ませたつがいの内、その半数以上がヒナが巣立っておよそ2週間後に同じ巣を使って2回目の繁殖をする。この2回目の繁殖のヒナを2番子という。2番子も7月中には巣立ちをする。巣立ちを終えたヒナと親鳥は河川敷のアシ原などに集まり、数千羽から数万羽の集団ねぐらを形成する。10月ごろに南の越冬地に旅立つ。日本で繁殖するツバメの主な越冬地は台湾、フィリピン、ボルネオ島北部、マレー半島、ジャワ島などである。
穀物を食べず害虫が主食のため、益鳥として農村部を中心に大切に扱われてきた。江戸時代にはツバメの糞は雑草の駆除に役立つと考えられていた。
※ウィキペディアより一部引用しています。
ツバメの生態
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